赤外発光ダイオードを取り付けるときに、左右だけでなく上下にも広がるように、若干リード線に余裕をもたせてはんだづけするようにすると、あとで向きを変えることができる。基板裏側でリード線をはんだづけすることになるので、LEDチップへの影響がないように、できるだけ短時間に作業をする。赤外発光ダイオードは密着して取り付けなくても大丈夫。密着して取り付ける場合は、根元の太くなった部分が当たるので、根元をヤスリで削り落としてから取り付ける。
赤外発光ダイオードにつながっている配線の+電源だけは、瞬間的に1Aを超える電流が流れるので、少し太い線を使うか、ケーブルを2本並列にする。本体から送信機への配線は信号線と電源の3本だが、細い線を使う場合は電源ラインだけ何本か並列に使うとよいだろう。今回は8芯のケーブルを使ったので、信号線以外は+電源とGNDに振り分けてケーブルを並列に使っている。
変調された赤外線を受光するとLEDが光って、送信機か正常に動作していることが確認できる。送信機の変調周波数に合った赤外線受光素子を使う。写真では新日本無線のNJL21V380Aをセットしているが、入手しやすい秋月電子のPL-IRM0208でもよい。電源コネクタにはJSTの2ピンを使っている。このコネクタは小さくて軽いので、インドア・プレーンに多く使われる。JSTコネクタについては第4章を参照。受信チェッカそのものの動作チェックは、家庭内で使われているテレビのリモコンなどを使ってチェックすることができる。
赤外発光ダイオードは上下左右に広がるようにそれぞれの向きを調整します。ケースの前面にうまく収まらない場合は、ケース前面の開口部をヤスリなどで広げます。また左右それぞれに9個ずつの赤外発光ダイオードが使われていますが、間隔を均等に保つため、プリント基板の余りを使ってスペーサ作りました。LEDの足の間隔を保つのが結構面倒なので、LEDだけ独立した基板にして、メイン基板にあとからリード線を使って配線するほうが楽かもしれません。LEDの取り付けにユニバーサル基板を使ってもよいでしょう。
受信機の電源はチャネル3の出力に接続したスピード・コントローラから5Vが供給されます。二つのサーボもスピード・コントローラから供給された5Vで動作します。受信機の完成重量(赤外線受光素子を除く)は0.7gと大変軽量です。
PIC12C509Aを使った3チャネルの赤外線受信機で、飛行機に搭載する場合は軽さが要求されるので軽くて小さなハーフ・ピッチのSNタイプとチップ・タイプのコンデンサを使っています。プリント基板は薄手の0.5mm厚の片面ガラス・エポキシ基板を使っています。
DC-DCコンバータIC(U2)をまず基板にはんだづけします。次に1μFのコンデンサ3個をはんだづけします。この時点で、電源の入力にリチューム電池をつなぐか、電源装置から3.5V程度の電圧を供給して、5Vが出力されるかを必ず確認します。出力が確認できたら残りの部品をはんだづけします。すべてを組み立てたあとから動作チェックしてもし動作しなかった場合、負荷側に原因があってDC-DCコンバータ内部の保護回路が動作したときは、5Vの出力が出ないことがあるからです。
モータをつなぐ受信機側の2ピン・コネクタ・オスは、ほかのインドア・プレーン機材と互換性を保つため、基板からケーブルを引き出してその先に2ピン・コネクタ・メスを取り付ける方法に変更しました。
素子のすぐそばに電源フィルタのコンデンサ(C1)と抵抗(R1)をはんだづけします。
中心からホーンに開けた穴までの距離を8mmと10mmにしてあったが、組み立ててから受信機につないでテストしたところ、十分な動作角があることがわかったので、ホーンを短くして、中心から8mmの穴だけを使うようにした。完成したリモート・アクチュエータの重量は0.45g。
丸ピン・ソケットのソケット・ピンを使って、すべての周辺部品をピン接続できるようにした。少し前に作った受信機で、最新の部品配置図と若干異なり、基板裏側で1ヵ所だけGNDをジャンパで配線している。
FETの出力にJSTコネクタのコンタクトを取り付け、マグネット・アクチュエータの取り外しができるようにして、受信機をほかの飛行機で共用できるようにした。
30Ωから100Ωほどのマグネット・アクチュエータのコイルをドライブするには十分な、超小型のDual FET(P型とN型が1組になっている)を2個組み合わせて、シンプルなHブリッジ回路を構成してする。
電源を供給するとLEDが点灯します。充電電池をつなぐとLEDはそのまま点灯しますが、充電が完了するとLEDが消灯します。充電完了後は電池を外さずにそのままにしても過充電になるようなことはありません。
重心位置に電池を取り付けるためのベルクロ・テープを貼り付けた。電池を前後に移動することで重心位置の微調整ができる。脚に取り付けた車輪をやや内側に向くように取り付けることで、床面を走行する際の直線性を向上させている。赤外線受光素子は胴体から15mm下げたところに下向きに取り付けて、飛行中にモータや電池の陰にならないようにした。
動翼のヒンジには50ミクロンのフィルムを細く切って使いました。垂直尾翼も水平尾翼も1mm厚のバルサ板を使い、その中央にカミソリの刃でスリットを入れてヒンジを差し込み、瞬間接着剤で固定しました。マグネット・アクチュエータはヒンジの弾力でニュートラルを保持します
受信機は導体側面に両面テープで貼り付け、赤外線受光素子は、胴体を挟んで左右に一つずつ取り付けました。電池の電圧が3.08V以下に低下したら発光ダイオードの点滅で知らせてくれる、バッテリ・モニタもあとから追加しました。